ギャラリー陶里

箱根のジュエリーパワーストーン・アンティークのセレクトショップ

■細やかな手仕事で世界から認められる作品に。アンティークも現代アートもわくわくするコレクション。

Occupied Japan(オキュパイドジャパン)時代のアイテムから、現代のアート感覚あふれる素敵なアイテムが揃っています。昭和22年から27年、日本からの輸出品につけられたオキュパイドジャパンのマーク。コレクター必見の陶磁器製人形やランプなどもあります。
また、ユーモラスな表情や仕草が生き生きと表現されているノーマン・ロックウェルの作品、そして世界から「ジャパン・マイセン」と評された素晴らしい作品の数々もぜひご覧ください。

「春」プレートの裏には刻印もあります

ノーマンロックウェル フォーシーズン〜父と息子〜 4枚セット
有名なフォーシーズンのプレートです。1980年の作品。父と息子がそれぞれの季節で一緒に過ごす様子が描かれています。ロックウェルの作品に度々登場するワンちゃんの表情にも注目です。(直径28cm)

「夏」

「秋」

「冬」



ノーマンロックウェル 自画像
ノーマン・ロックウェルの磁器人形は大変人気です。戦前から戦後にかけて、日本がアメリカからの依頼で制作していました。1978年を最後に制作会社も無 くなり、現存する作品も少なくなっています。コレクターが手放さない限り入手困難な貴重なものばかり。一度手に取るとその魅力に魅せられてコレクションし たくなる作品です。
ノーマン・ロックウェルの作品は他にも多数ご用意しております。

ノーマン・ロックウェル
左:釣りを楽しむ少年と老人。4シーズンのシリーズの1作品です。
ノーマン・ロックウェルは「4部作」をいくつか制作しています。人生、季節ほかさまざまなテーマを4つの作品で表現。物語になっているものもあります。
右:こちらも有名な作品「結婚許可証」です。町役なの就業時間が過ぎたところにやってきたのでしょう。事務員はちょっとご機嫌がななめのようです。結婚という幸せと役場の日常が描かれた微笑ましいワンシーンです。

ノーマン・ロックウェル 
少年と犬シリーズ

フォーシーズンの「少年と犬」シリーズをご紹介します。

少年と犬の微笑ましい姿を表現した作品です。春(左)は少年と犬が一緒に仲良く過ごす姿、夏(右)はお医者さんごっこを楽しんでいます。

 

ノーマン・ロックウェル 少年と犬シリーズ
秋(左)には犬に子供が生まれ、冬(右)には犬と少年の再開です。この4作品からはさまざまな物語を感じ取る事が出来ます。1つの作品に込められたストーリーは、あなたの中でさまざまにふくらむでしょう。


ねむり猫 ドラゴン柄
こちらの猫に描かれているのは龍。美しい色と細やかな龍はぜひお手にとってご覧いただきたい美しさです。大きさは実物の猫と同じくらいで、丸くなっている姿に癒されます。

すわり猫 ドラゴン柄
こちらはねむり猫よりふたまわりほど小さいタイプ。子猫サイズです。こちらも龍の柄が描かれており、細やかな絵付けにも心を奪われます。

すわり猫 後ろ
背中まで美しい龍の絵が描かれています。素晴らしい絵柄と可愛らしい猫の姿をお楽しみください。


ガレ調 猫の置物
こちらも海外への輸出用につくられた作品で、アール・ヌーヴォーを代表する作家ガレの作風を意識して製作されたものです。1940年頃の限定品です。
愛らしい猫の表情をお楽しみ下さい。

正義の女神の天秤
罪と罰を計るアンティークのスケールです。漆引きの贅沢な仕上げになっています。施されている模様は、ギリシャのキー模様。濃く深い緑に金の絵付けが映えます。罪と罰を計るスケールは善悪の判断の象徴としても使われています。冷静に真実を見極める意味を持ちます。アンティークの秤でこれだけの美しい仕上げ、存在感のある作品は珍しいものです。

磁器 雛人形
こちらも馬の置物と同じ美濃の75歳職人さん手作りの限定品。
難しい「目」も表情豊かに描かれています。屏風も台座も磁器で出来ています。御所車と籠付き。

クッキージャー 大・小
アンティークのクッキージャー。絵付けも華やかで、蓋の取手が洋梨のデザインでおしゃれです。オキュパイトジャパン時代の作品はどれもすばらしい装飾技術が楽しめます。
大:高さ約23cm / 小:高さ約17cm


■コラム:世界からの評価「ジャパン・マイセン」

ジャパン・マイセンとは、大正時代から欧米向けに輸出されて高評を得た磁器人業と装飾食器の総称です。
アメリカはドイツから人形を輸入していましたが、第1次世界大戦が始まるとその輸出がストップ。アメリカにドイツの人形は入って来なくなりました。上流階級人々は、人形の輸入先として日本の丸山陶器を選び、当時の技術ではかなり難しかった完成度の高い作品を丸山陶器は試行錯誤の結果、見事に完成させます。
アメリカの上流階級の人々はその作品を手にし、マイセンと同じ位に素晴らしい作品であると評価し「ジャパン・マイセン」と絶賛したのです。

しかし1980年代には丸山陶器もその制作を終了し存在しないため、ミュージアムアイテムとして博物館に行かないとお目にかかれないものがほとんど。作品の現存数もかなり少ないものになっています。
お店には貴重なジャパン・マイセンの作品があります。TVなんでも鑑定団に出品されて、鑑定士 阿藤芳樹氏からも高い評価を受けていた作品”マリーアントワネットとフェルゼン”の人形もあり、お店にあるものは2まわりほど大きなサイズです。
大きく繊細な作りの人形は制作がとても難しく、ジャパン・マイセンともなると実に貴重な作品と言えます。ぜひお店で実物をご覧下さい。

マリーアントワネットとフェルゼン
あの有名な二人の、ジャパンマイセンの作品。
TV”なんでも鑑定団”に登場した作品の一回り大きなサイズのものです。
ジャパンマイセンの代表的な作品で、これだけ大きなものは現在では入手困難と言えるでしょう。
二人の出会いである、”仮面舞踏会”の風景が表現されているものです。

花を摘む男女
1957年の作品です。大型の人形で、衣装の細かな造りや柔らかな髪が見事に表現されています。世界で3体のみという希少なもの。存在感も美しさもまれに見るものと言えるでしょう。

オールドノリタケ 花瓶
"NIPPON"の刻印が入っているのは、アメリカへの輸出用に作られた印。1910年頃の作品です。美しい色合い、ドラマチックな絵付け。非常に希少な作品です。